休職後の面接でのポイント

ケア業界には、介護職の前は違う職業に就いていたという方は少なくありません。
前職を休職してから介護職に転職するといったこともあります。
また、以前は介護職をしていたが、結婚や子育て・家庭の事情などを理由に業界から離れていたという方もいます。

しかしブランクがあるからといって面接で不利になるというわけではありません。
介護職では、ほかの職種よりも書類に書かれた内容より、面接で対面した時の態度や答え方などの人柄を重視する傾向があるため、自分のことをしっかりと伝えられる方のほうが好感が持たれる可能性があります。
ブランクが長かったり、前職を辞めた理由などで嘘をつかない方が良いでしょう。
もしごまかしていると思われた場合、信頼できない方だという印象を持たれてしまい、採用が難しくなるかもしれません。
答えづらい内容も含めて自分自身のことをしっかりと説明することが求められます。
ここでのポイントはブランクがあったことの理由をきちんと説明し、やる気と誠実さをアピールできるかどうかです。

家庭の事情などで離職していた場合には、単にそういった理由のみを説明するのではなく、仕事を離れていた間であっても介護の場面で働きたいと考えていたといったやる気をアピールすると印象が違います。
そのほか、健康面が理由で休職していた場合には、現在はしっかりと働ける状態であるということをアピールする必要があります。
さらに、体の不調があった時の経験を、高齢者の気持ちに寄り添って考えることに繋がりより良い介護をすることができる、といった話に持っていくことも可能です。